乙女の映写室

好きな映画、特にキレイ・かわいい映画をご紹介します★

マリー・アントワネットに別れをつげて

監督:ブノワ・ジャコ
出演者
レア・セドゥ、ダイアン・クルーガーヴィルジニー・ルドワイヤン

 

 

 

フランスとスペインの合作ですがとてもフランス映画色が色濃いように思います。
私はフランス語版を観ました。
フランス語の響きが好き(´∀`*)💛

この映画は一般的には評価が低いようですが、私の評価はフランス語・美しい女性・ドレスのコンボでもうすでに★4つです。

 

 

刺しゅうが得意な若い女性、シドニー・ラボルドはマリー・アントワネットの朗読係。

彼女は尊敬以上の愛情をもって王妃を敬愛し、王妃の側で働けることに至上の幸せを感じていた。

 

 

 

 


ダイアン・クルーガー演じるマリー・アントワネット

 

 

王妃には女性の愛人・ポリニャック夫人がいた。

 

 

フランス革命による動乱の中、彼女たちの生活や考え、感情が揺れ動く様を描いた作品です。

原作はシャンタル・トマの小説『王妃に別れをつげて(フランス語版)』。
こちらは2002年にフェミナ賞を受賞したそうです。

 

 


最初は予備知識なくドレスに魅かれて見始めたので、
百合感満載のストーリーがなんだか意外でした。
というのも、史実上では「ポリニャック夫人は愛人ではなく友人」説が
有力になっていると思っていたので・・・。

 

フランス革命や、王妃の生活などを求めている方には物足りずかなり拍子抜けすると思います。

 

この作品はあくまでもマリー・アントワネットという時の人に仕えた”朗読係”の話です。

そしてたまたま事件としてフランス革命がおこったという感じですので、事件の詳細はほどんど描かれません。
周知の事実なのか、さらっとした説明で終わります。

フランス革命などの史実よりもむしろ、感情や精神的なものが描かれています。

 


王妃やポリニャック夫人など、宮廷の人々のドレスがゴージャスで煌びやか✨
眼福です(*´ェ`*)

 


そしてベルサイユ宮殿もさすが、華やかです✨

百合と言ってもレディコミのようなシーンは一切ありませんから親子でも安心してご覧になれますよ。

そして「え!なんて残酷な・・・Σ( Д゚;)」というラスト。
シドニーの気持ちを考えると王妃の発言がショックでした・・・。

 

 

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